2014年8月4日月曜日

似非専門店で中古車を購入してしまった (裁判)

実際の小額訴訟、もし実施を検討している方いらっしゃいましたら、まず近くの簡易裁判所で相談されると良いです。
そこにテンプレートなんかもあるので、それを使えば後で訂正をせずに済みます。
書類を揃えるのと文章を書くのが面倒ですが。
ただし、明らかに相手に瑕疵があると認められる証拠が無い場合は、小額訴訟ではなく通常の裁判で訴えたほうが良いです。
なぜかというと…

私が再三中古車屋に書面で「保障の範囲」や「オプションとして通常整備プラスで実施した項目」について、提出をするよう依頼するも完全無視のため書類(メールでも良いですが)がありませんでした。
あるのは契約書だけです。
裁判所には相手に問題があるということを「証拠」という事で実証しなければいけません。
契約書とメールのやりとりだけで残念ですが、第三者からみて明らかな証拠とは言えない状況でした。
それでも相手の情報や車の希少性なども資料して提出しました。
そして法廷で説明を十分にすれば良いと。

しかし、実際の裁判は
証拠内容に関する質問を一回、そして一回目の裁判に相手は欠席です。
書類で原告の言い分については認めない、詳細はまた提出しますと被告は返答すれば欠席でも良いのです。
わずか5分程度で小額裁判では決着がつかず、通常裁判へ移行しました。
これはとてもまずい展開です。
なぜなら訴訟中身は小額裁判なのに、進行は通常裁判、いつ終わるかわからないのに勝訴しても賠償内容が労力のわりにショボすぎます。

二回目の裁判、社長が直接来る事を求めたのできました。
正直人相の悪い、そして車はレンジローバーでした。
そして和解はしない、反論はまた今度、という感じで5分の裁判がまた終了。

裁判に終わりが見えず、しかも平日で裁判官の都合の良い時間でなければ開催されないという、はっきりって普通に勤めている人には手間がかかりすぎて続けることができません。

大変残念ですが、労力が報われそうもないため取り下げをすることになりました。
仮に勝訴しても、裁判所が現金回収してくれる訳ではないので、またいろいろな手続きをする必要があります。相手が素直に対応するとは到底思えませんから。
現実的に通常の裁判というのは手間ひまが、かかりすぎます。

悔しい、とても悔しい
そんな結末となってしまいました。

結局C3は壊れてしまい買い替える事になってしまいましたが、車自体はとても気に入ってました。
しかしこのような悪徳中古車屋が営業できるような環境は無くしてほしいです。

以上が顛末でした。
微妙なオチでしたが、もしこの店で購入を考えているのであれば止めたほうがいいですよと言わざるを得ません。

中古車サイトの口コミのうち、私が利用したカーセンサーの方は店が口コミ機能を無くすことで悪い評価を見えないようにしています。→復活してました。

Gooの方はあるのですが、まともな店なら悪い評価なんてつく事はあり得ないのです。
しかし実際は、悪い評価や納車時のトラブルがあったという話

ちなみにGoogleの口コミはこんなかんじ

☆1つの口コミを読んで、それでも信用できますか?
(「並べ替え」で「評価の低い順」にすると☆1つからの順番で並び替えができます)

ダメな中古車屋の口コミ特徴
  • 口コミ数が異様に多い
  • 良い口コミの内容がざっくり
  • 悪い口コミの返信が丁寧なようで文面が拙い
  • 具体的な内容の悪い口コミ数が多い
  • 中古車情報をたくさん掲載しているのに口コミがほとんど無い(店名変更等で過去情報を消している可能性あり)

信用できる専門店は
  • 社長(店長)の経歴がしっかりしている:ディーラーに勤めていた後独立とか
  • 長く経営しており実際に利用しているユーザーの声が多い
  • 店舗に整備できる施設がある
  • 問題点にはっきりと答えてくれる
  • 無理にアクセサリーやパーツを薦めない
  • 車に対して思い入れがある
こんなところに当てはまれば信用できると思います。
どうかおかしな店に当たらないようご注意ください。

似非専門店で中古車を購入してしまった (裁判まで)

Google検索で上の方にこのページが表示されるようですので、自称フランス車専門店MAMAについてはぜひGoogle MAPの口コミを見て生の声を確認ください。被害者の方はぜひ低評価コメントにいいねや低評価コメントを追加ください。

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株式会社MAMA、このひどい対応はなんでしょうか。

他のラテン車専門店で聞いた感じでは、同業者からは良く知らないか、知っている方はあまり良い評判は聞かないようでした。
やはりまともな会社では無いようです。
そういう話を聞くとここまでの対応も納得できる気がします。
要はプジョー/シトロエンのイメージを使っているけど、国道沿いあるいかついセダンやワンボックスなんかを売っている店と本質は変わらないということですね。

整備記録を見たところ、全然普通の自動車整備工場で整備をしていました。
その整備工場がプジョーに強いというのであればいいのですが、どうやらそうでもないようです。

だいたいまともな会社が車販売した相手(ただのサラリーマン)に弁護士から連絡をよこすなんて普通じゃないと思うのですが。

なけなしのお金を使って買った車が欠陥品だなんて耐えることができません。
しかし相手は話をする気がありません。
そこで、裁判で争うことにしました。

小額訴訟という数十万の賠償問題について一回で決着がつく裁判です。
情報を集め証拠を集めて手続きをしました。

つづく